今回は、株式投資の中でも初心者向けともいえる新規公開株(IPO)についてお話ししたいと思います。
新規公開株(IPO)ってご存知ですか?
2015年11月4日に日本郵政グループである日本郵政、ゆうちょ銀行、かんぽ生命の3社の上場がありました。
日本の株式市場にとって大注目のイベントでしたので、興味を持たれたかたも多いかと思います。
11月4日はその初回売り出しとなりましたが、今後2~3年おきにあと2回行われる予定となっています。
「IPOはなかなか当たらない。」、「どうやって始めたらいいかわからない。」と尻込みされていた方も、この機会に始めてみてはいかがでしょうか。少額からでも出来ます。
そして、私はIPOこそシングルマザーさんにお勧めしたい投資方法だと思っています。
新規公開株(IPO)とは?
未上場企業が市場から資金調達や、知名度の向上を図り取引所に新規上場する際に発行される株式をいいます。
成長性豊かな企業の上場前の株を抽選により事前に購入する事が出来ます。
個人投資家でも簡単な手続きで購入を申し込めるため、多くの投資家が応募します。
そのため、当選することが大変困難になっています。
主に、次のような方に最適な投資方法だと考えます。
・資金を増やしたい
・銘柄選びなどの時間がない
・証券口座を開いたけれどそのままになっている
・以前買った株が塩漬けになっている
・リスクはあまりとりたくない
・資金を長期間寝かせたくない
・株の売買の仕組みについて詳しくない
メリットについてお話しします。
① ローリスク・ハイリターン
ほとんどの銘柄が値上がりし、かなり高いパフォーマンスを出す銘柄もあります。
公募価格(売出価格)で買い、市場で初値(最初についた株価)がついた際には、高い確率で公募価格を大きく上回ります。
公募価格の何倍にもなり利益を100万以上あげられる銘柄もあります。
つまり、IPO株を公募価格で購入した後、初値で売るだけで高い利益を出せる可能性が高いのです。
もちろん、確率は低いとはいえ初値が公募価格よりも下回るリスクも当然ありますので、充分なチェックは必要です。
② 短期間で決済できる
初値で売却すれば、数週間で決済できます。
抽選にもれた場合は、現金がすぐに口座に戻るので次の銘柄に申し込めます。
③ 通常の売買に必要な知識や経験をそれほど必要としない
売買の手順は簡単です。手順は下記を参考にして下さい。
1.上場スケジュールを確認(銘柄、主幹事証券会社をチェック)
2.ブックビルディング(価格を決める方式のひとつ)の期間中に申し込みをする
3.公募価格の決定と抽選結果の発表
4.当選していれは購入手続き
5.上場(売却注文を入れる)
デメリット
当選しなければ購入できない。
う~ん、確かになかなか当たらないです。(^^;
最近では、かなり注目度が高くなっており、当選が非常に難しくなっています。
それでも、当選した時のリターンを思えば、ブックビルディングに参加しない手はないのではないでしょうか。
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