2020年4月からいよいよスタート
5月10日(金)に高等教育無償化の法律が成立しました。
詳細情報を待ちに待っていました。
日本学生支援機構(JASSO)、文部科学省のHPに、
「高等教育の修学支援新制度 」のページが新設されましたのでお知らせします。
これまで、ご相談者様から、
「採用されても、毎年収入チェックがあって在学途中で打ち切られちゃうこともある?」
「絶対に高校の成績が3.5以上ないとダメ?」
「収入がなくても、貯金がいっぱいあるとダメって聞いたけどホント?」
などなど、ご質問をたくさんいただいておりました。
やっと全貌が明らかになったという感じですね。
高校3年生の方は、6月~7月が申し込み期間です。
6月以降に高校からのお知らせが届くと思います。
お子さまにも事前に伝えておき、
学校からの説明会やパンフレットを見逃さないようにしてくださいね。
そして、ご自身がこの制度の対象となるかを、
JASSOのサイトなどで調べてみましょう。
ざっくり知りたい場合は、
こちらでシュミレーションください。
◆ 国の高等教育の修学支援新制度ってどんな制度?
この新しい制度は、
・授業料免除(授業料と入学金の免除)
・給付型奨学金(返さなくていい奨学金)
の2つの支援を併せ持っている制度です。
◆ 申込資格
2020年度に大学等へ進学する希望を持っていて、
以下を満たす人が対象になります。
(1)2020年3月に高等学校等(本科)を卒業予定の人
(2)高等学校等(本科)を卒業後2年以内の人
◆ 選考基準(2020年度進学予定者)
●学力基準
①高校での評定が、5段階評価で3.5以上であること
②将来、社会で自立し、及び活躍する目標をもって、
進学しようとする大学等における学修意欲を有すること
①は、
評定は、1年から2年まで。
もしくは、学校の事情により3年の成績も含めるとのことです。
選考は、あくまで高校側に一任されており、
その生徒の学習意欲や頑張りを評価した上で、学校が推薦すればよいようです。
②の意欲があるかどうかは、高校で面談やレポート提出等により審査されます。
●家計基準(収入基準・資産基準)
収入基準
本人と生計維持者の住民税が非課税であること。
資産基準
本人と生計維持者(2人)の資産額(※)の合計が 2,000万円未満
生計維持者が1人のときは1,250万円未満
※ 資産は、現金や金・銀等、預貯金、有価証券などで、
土地等の不動産は含まないようです。
通帳などの提示は必要ないとのことですが、申し込み時にマイナンバーを提出します。
マイナンバーにより調べるとのことです。
これは、毎年夏の資産状況や収入チェックの際にも利用されます。
文部科学省のホームページに詳しく概要が載っています。
申し込みを考えている方は、こちらを必ずご覧くださいね。
また、あらたな情報があればご連絡しますね。
お役に立ちましたら嬉しいです。
メルマガを配信しています。
よろしければ 登録ください ?
↓
最新記事 by 井上 美鈴 (全て見る)
- 【給付型奨学金】2024年度あすのば入学・新生活応援給付金 - 2024年12月5日
- ひとり親の暮らしを支えるお役立ちサイト「ClarusPlace」 - 2024年12月2日
- 【給付型奨学金】第11回 明光教育研究所奨学金 - 2024年12月2日
- 【メディア掲載】「Yahoo!ファイナンス」様で記事監修させていただきました - 2024年11月11日
- 手書き嫌いには超便利!年末調整書類がパソコンで入力できるの知ってた?】 - 2024年11月11日