■ 来年8月からの児童扶養手当が36年ぶりに増額

12月24日の閣議で、2016年度予算案が決まりました。

「1億総活躍社会」の実現に向けての予算として、子育て家庭やひとり親家庭には興味深い内容がいくつか盛り込まれています。

クリスマスイブに嬉しいニュースです。

■ 来年8月以降の児童扶養手当の額

現行         2016年8月以降               合計額

第1子    満額42,000円/月       →    変更なし      42,000円

第2子        5,000円/月(加算)    →   10,000円      52,000円

第3子以降      3,000円/月(加算)   →   6,000円      58,000円

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■ 倍増の対象となる世帯は?

 

第2子・・・・・・・・・・約33万世帯
第3子以降・・・・・・約10万世帯

 

我家は一人っ子で、現在18歳ですので残念ながら今回の恩恵にはあずかれませんが、これだけのひとり親世帯が対象になるのですね。
ひとり親家庭の現状に目が向けられたこと嬉しく思います。

 

■ 今回の予算案では、その他にも幼稚園保育料の負担軽減などもあります。

 

2016年度から

■ 年収約270万円未満のひとり親世帯

幼稚園・保育園に通う子供は全員無料

■ 年収約270万円~年収約360万円の世帯の場合

現行             2016年~

1人目  小学生以上  →  問わず 
(幼稚園は小4以上)
2人目   全額     →  半額
3人目   半額     →  無料

 

ひとり親家庭だけでなく、すべての子育て世帯がが安心して生活できる社会になることを願います。

 

そうは言っても、同じく本日文部科学省から公表された平成26年度「子供の学習費調査」の結果を見ると、「学習費総額」は公立の幼稚園以外のすべてで増加しています。

今回の児童扶養手当の倍増も喜んでばかりはいられません。
学習費の増加も含めて、各ご家庭でしっかりと教育資金の対策を!

 

 

 

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