NISA(少額投資非課税制度)は、2014年1月1日からスタート。
早くも2年が経過しました。
そして、いよいよ2016年4月からジュニアNISAが始まります。
9月に私が講師をさせていただいたセミナーでも、ジュニアNISAに関する質問がありました。
関心を持っている方は多いと実感しています。
さて、ジュニアNISAってなんでしょう?
2014年から、20歳以上の成人に対してNISAが始まりました。
NISA口座を利用すると、年間投資金額100万円までの値上がり益や配当金が非課税にになります。(2016年からは120万円に枠が拡大します!)
ジュニアNISAは、今まで20才以上という条件があったNISAを20歳未満の未成年に対しても利用できるようにするものです。
通常のNISAと違う点は、
・年間80万円まで。(最長5年で最大400万円まで利用可能)
・0歳~19歳まで(20歳以降は通常のNISAへ移行)
・18歳(高校3年生の12月末)まで、非課税の払い出しに制限がある(災害などの特殊な事態は除く)
・金融機関の変更が出来ない
・口座の管理は、親権者等が代理
概要はわかったけれど、私達にはどんないいことがあるの?
・単純に、世帯単位の非課税枠が増える(金融資産が多いご家庭にはいいですね。)
・計画的な贈与に利用する(父母や祖父母から)
・教育資金(大学進学用)の積み立てに利用←18歳まで出金できない。
・自分名義の口座を持つことで、子どもにとって金銭教育の機会になる
そんなところでしょうか。😊
各金融機関でも色々なキャンペーンをしてジュニアNISA口座獲得に力を入れていますね。
株式売買の手数料が0になったり、キャッシュバックがあったりと内容はさまざまです。
私が、色々見ていて面白いと思ったのは、
SMBC日興証券
①個人賠償責任 最大2億円・・・1年間の補償
②交通事故を原因とする入院補償 3,000円/1日・・・1年間の補償
③ジュニア経済新聞(年2回郵送)←成人までの継続発送
④遊びながら学べるオリジナルカードゲーム「アセットモンスター」プレゼント
長野証券
ピギーちゃんプレゼント←「ピギーちゃん」とは?
みずほ銀行
必ずもらえるカタログギフト(3,000円分)
条件 ジュニアNISA制度の対象となる、0歳~19歳のご自身のご家族をご紹介いただくこと。
↑ 実際は、親が開設するケースが多いのでしょうが、敢えて「家族紹介キャンペーン」となっているのがユニークです!
私自身も、ジュニアNISAを今から申し込もうかどうしようか考えているところです。
私の場合は、IPOの当選確率を上げるために申し込み口座数を増やす目的でしょうか。
NISA口座を開設する前に「未成年口座」を先に開設しなければいけないので、
検討されている方は時間に余裕を持って手続きを始めて下さいね。
お役に立ちましたら嬉しいです。
最新記事 by 井上 美鈴 (全て見る)
- 【メディア掲載】「Yahoo!ファイナンス」様で記事監修させていただきました - 2024年11月11日
- 手書き嫌いには超便利!年末調整書類がパソコンで入力できるの知ってた?】 - 2024年11月11日
- 【現在募集中】公益財団法人 土佐育英協会 - 2024年11月8日
- 【支援金】母子世帯養育援助金(公益財団法人 重田教育財団) - 2024年10月28日
- 【YouTubeセミナー公開】「シングルで3年で1,000万貯めた ひとり親が自立するためのマスターガイド」 - 2024年10月13日